FPの級別、資格種類別の難易度

合格

FPの試験は難しいのでしょうか?これから勉強を始めようとする人にとっては、合格率は気になるものです。 FPには国家資格の1~3級のFP技能士と、民間資格のAFP資格とCFP資格があり資格種類によっての難易度も気になる所です。

ここではファイナンシャルプランナーの資格試験の難易度、合格率について解説します。

FP民間資格、国家資格の関わり

ファイナンシャルプランナーの資格は、3級~1級まで級がある国家資格、FP技能士。民間資格AFP、CFPなど下の図のようにそれぞれが関わり合いがあります。

FP資格の種類

FP資格の種類について詳しくはこちら

3級FP技能士の難易度・合格率はどうか

試験日 3級学科・合格率 3級実技・合格率
2011年1月 84.45% 98.42%
2011年5月 83.57% 97.93%
2011年9月 76.85% 92.57%
2012年1月 83.26% 86.90%
2012年5月 85.72% 90.43%
2012年9月 86.29% 91.28%
2013年1月 83.53% 82.31%
2013年5月 82.68% 89.56%
2013年9月 82.30% 90.10%
2014年1月 78.12% 86.59%
2014年5月 76.96% 93.81%
2014年9月 85.33% 81.50%
2015年1月 81.30% 89.44%
2015年5月 76.96% 93.81%
2015年9月 85.33% 81.50%
2016年1月 68.62% 81.60%
2016年5月 76.58% 84.90%
2016年9月 69.21% 76.81%
2017年1月 67.20% 85.07%
2017年5月 71.87% 86.18%
2017年9月 78.47% 85.37%
2018年1月 80.33% 89.07%
2018年5月 78.92% 90.47%

FPの試験は、まずは誰でも受験可能な3級FP技能士から受けるのが一般的です。 2級の受験資格として"3級合格者"という条件があります。(ただしFP実務経験2年以上か特定の講座の修了の方の場合3級の資格は必要ありません。)

試験毎に合格率にも幅がありますが、この数字から見ても難易度は低いと言えます。3級の試験に合格するという事は、FPへの第一歩という事になります。実務経験がない方にとっては、大切な試験とは言えます。

しかし2級の受験資格の"FP実務経験2年以上か特定の講座の修了の方"と考えると3級の難易度は実務経験にしたらFP業界では新人程度と考えてもよいかもしれませんし、研修受講で取れる程度と考えていいかもしれません。

またFP2級の受験資格「特定の講座の修了の方の場合3級の資格は必要ありません」というのも、大手の通学講座ではほとんどが特定講座にあたり、2級から目指す場合がほとんどのようです。

FP通信講座で取れる資格一覧

FP2級の難易度・合格率

試験日 2級学科・合格率 2級実技・合格率
2011年1月 35.63% 69.34%
2011年5月 42.51% 56.92%
2011年9月 43.11% 50.66%
2012年1月 38.96% 49.17%
2012年5月 38.69% 51.54%
2012年9月 45.93% 45.93%
2013年1月 28.05% 57.30%
2013年5月 47.81% 58.63%
2013年9月 40.95% 48.51%
2014年1月 31.46% 59.94%
2014年5月 43.40% 62.28%
2014年9月 41.85% 53.33%
2015年1月 33.96% 62.44%
2015年5月 40.20% 63.70%
2015年9月 35.44% 60.13%
2016年1月 34.76% 45.89%
2016年5月 38.97% 58.69%
2016年9月 40.12% 50.60%
2017年1月 39.43% 63.87%
2017年5月 41.44% 46.79%
2017年9月 47.82% 58.34%
2018年1月 45.63% 57.45%
2018年5月 42.93% 51.68%

2級FP技能士の学科合格率は3級と比較したら半分以下になってしまいます。実技までいくと合格率は50%程度まで上がります。これは他の難関資格に比べたら難しいとは言えませんが、3級取得者か指定講座受講修了などの受験資格がある割に数字がやや低めのため難しい難関資格と感じてしまう方が多いようです。

宅建などの受験資格がない資格は誰でも勉強してない方でも受験できるため合格率の数字はおのずと下がります。しかし受験資格がある試験にしては3割台になる試験は、やや難しいとも言えます。

しかしFP2級は毎回の合格基準6割得点は変わりません。他の国家資格のように難問、奇問はまずなく、ひっかけ問題をまぜて落とすタイプの試験ではありません。

2級FP技能士は合格後、研修、登録で民間資格AFP認定者にもなれます。ユーキャンなどの通信講座ではよくこの”W取得”をうたっています。3級を受けずに2級、AFPを目指せるのが認定されてる講座の利点でもあります。

難関のFP1級

試験日 1級学科・合格率 1級実技・合格率
2007年1月 10.86%
2007年9月 11.63% 88.9%
2008年1月 10.39%
2008年9月 10.69% 75.6%
2009年1月 7.69%
2009年9月 10.79% 94.5%
2010年1月 11.37%
2010年9月 7.32% 96.2%
2011年1月 7.48%
2011年9月 17.40% 98.6%
2012年1月 12.86%
2012年9月 9.93% 94.6%
2013年1月 15.30%
2013年9月 8.99% 95.8%
2014年1月 12.19%
2014年9月 11.56% 97.7%
2015年1月 13.09%
2015年9月 15.31% 96.5%
2016年1月 12.37%
2016年9月 4.84% 87.0%
2017年1月 13.98%
2017年9月 10.41% 88.1%
2018年1月 14.52%

1級FP技能士の合格率は、と合格率は10%くらいと低くなっていますが、実技では、95%以上と高い合格率になっています。実技の合格率が高いのは受験する方が1級学科合格者やCFP学科合格者という事もありますが、それでも100人近く落ちてる事を考えると、数字だけを見て簡単とは言えません。

FP1級は年2回(実技は1回)のチャンスという事もあり、やはり資格難易度は高いと言えます。

FP1級の学科試験の受験資格は2級所有後、実務経験1年以上か、FP業務に関し5年以上の実務経験が必要です。FPの専門家ばかりが受験してるのにこの学科の難易度が高い理由は何でしょう?

よく言われる説は1級を目指す市販テキストや通信講座が少ない事や2,3級に比べ過去問がほぼ役に立たない(似た傾向の問題があまり出ない)事が挙げられます。これは1級受験者数の総数が一般的な試験に比べ少ない事から出版社も資格専門校も、広範囲で分厚いテキストになるFP1級の出版や講座をあまりやりたがらない傾向にあるからとも言われています。

CFPの難易度・合格率

試験日 全科目一括合格率 1科目のみ合格率(平均)
2012年6月 10.2% 37.3%
2012年11月 8.7% 36.5%
2013年6月 9.1% 37.0%
2013年11月 6.3% 38.2%
2014年6月 10.4% 36.4%
2014年11月 7.0% 36.8%
2015年6月 12.4% 37.3%
2015年11月 8.7% 36.1%
2016年6月 5.2% 37.4%
2016年11月 5.8% 36.3%
2017年6月 5.3% 36.4%
2017年11月 4.5% 39.0%

難関と言われる民間資格CFPも6科目一活合格者は受験者の10%以下です。CFPの場合科目ごとに合格していき何度も受験して取得するという方法もありますが、何回かに分けて合格される方を含めても合格率は10%以下になる場合が多いです。1科目ごとに見ると35%〜38%くらいが多いですが、やはり6科目すべてとなると超難関資格と言えます。

CFPの試験は例年6月、11月の年2回実施されます。CFPは国際的な認知度もあり海外でも通用するというメリットがあります。

学科、実技のみ合格

合格

1級及び2級FP技能士試験は、学科・実技の両方の合格率はもっと低い数字になりますが、学科・実技の片方の科目だけ受験することも可能で、合格した場合、次の試験からはその科目が免除されるので、両方同時に合格しなくてもよいシステムになっています。ただし、合格した学科試験(あるいは実技試験)の試験日の翌々年度までに行われるものに限りの免除になります。1級に関しては、学科試験を合格した場合に、実技試験を受けるシステムになっています。

超難関のCFP試験は6課目あり1課目ずつ合格が認定される課目合格制度なのですこしづつ合格する事も可能ですが合格の有効期間は合格日から5年以内なので一括合格するに越したことはありません。

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